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カルロス ペーター ライネルト
Carlos Peter REINELT
Carlos Peter REINELT 所属 松山大学 経営学部 経営学科 職種 講師 |
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| 言語種別 | ドイツ語 |
| 発行・発表の年月 | 2022/12 |
| 形態種別 | 学術論文 |
| 査読 | 査読あり |
| 標題 | スイスから日本アルプスへ――トーマス・マンの『魔の山』を村上春樹『ノルウェイの森』の底本として |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 文学之路/Literaturstraße. Chinesisch-deutsches Jahrbuch für Sprache, Literatur und Kultur |
| 掲載区分 | 国外 |
| 出版社・発行元 | Königshausen und Neumann |
| 巻・号・頁 | 23(2),23-38頁 |
| 著者・共著者 | Carlos Peter REINELT |
| 概要 | 東アジアにおけるトーマス・マン研究は活発であるが、彼の『魔の山』(1924年)が村上春樹の『ノルウェイの森』(1987年)に与えた影響について、これまで包括的な学術研究はなかった。この再評価を正当に評価するために、まず日本におけるトーマス・マン受容の本質を概観し、その後、これまで未解明だった村上とドイツ語圏の文学との接点を示すことにする。これに基づいて、構造的・物質的な相互テクスト性の多寡が分析されるだけでなく、村上春樹の小説の中心的要素や空白が、『魔の山』の理解を通じてのみ埋められる程度が実証されることになる。 |
| DOI | https://doi.org/10.11588/litst.2022.2.102466 |