ムラタ タカユキ
MURATA Takayuki
村田 毅之 所属 松山大学 法学部 法学科 職種 教授 |
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発行・発表の年月 | 1990/02 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | オーストラリアの労使紛争における利益仲裁の基準としての「公共の利益」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 明治大学大学院紀要法学篇 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 明治大学大学院 |
巻・号・頁 | 27,373-384頁 |
概要 | オーストラリアにおいては、その豊かな鉱物資源の影響もあり、ときには経済的合理性を度外視した労使紛争を展開することもある。そのため、労使紛争処理制度が発達し、なかでも将来の労働条件に関する労使交渉が行き詰まって生じる利益紛争に関して仲裁制度が発達しており、仲裁裁定を下す判断基準としての特異な概念として、「公共の利益」が持ち出されることがある。その具体的に意味するものを探求し、日本において利益紛争に関与する際に参考にしようとしたものである。 |