ミョウショウ ヒロアキ   MYOSHO Hiroaki
  明照 博章
   所属   松山大学  法学部 法学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2017/10
形態種別 学会報告
標題 (刑)法解釈学:誤解と誤読の制度的保障
執筆形態 その他
掲載区分国内
概要 2017年10月21日(土)、中四国法政学会(愛媛大学)において、報告を行った。
まず、「(刑)法解釈学」の意義について、次のように指摘した。すなわち、「(刑)法解釈学」は、事例処理の判断(最終的には裁判所の判断)が妥当である(最適値である)可能性を高めるために必要となる「誤解及び誤読」(複数性)を確保する点に重要な意義がある。これを示すために、「法解釈学は何を対象とし、どんな方法で解釈しているか? またその特徴は何か?」及び「判例の位置づけを通じた「解釈の可能性」としての「文言解釈」(「誤解及び誤読」)」に言及し、複数性の確保が重要である点を強調した。