サカモト タカトシ
SAKAMOTO Takatoshi
坂本 宜俊 所属 松山大学 薬学部 医療薬学科 職種 教授 |
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発行・発表の年月 | 2005/05 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | Selective and Enhanced Transgene Expression in Hepatocellular Carcinoma Cells by Asialofetuin-labeled Liposome and AFP Promoter |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | J. Drug Del. Tech. Sci. |
巻・号・頁 | 15,195-200頁 |
著者・共著者 | T.Sakamoto,T.Nosaka,Y. Aramaki,N.Enomoto,Y.Tanaka,K.Ishidate,and S.Tsuchiya |
概要 | ガンの自殺遺伝子治療を効率よく行うには,ガン細胞における導入遺伝子の発現特異性と十分な発現量の確保が重要な課題である. 本研究では,肝ガン細胞で特異的に作動する転写調節領域を有するプラスミドDNAと肝細胞に効率よく遺伝子導入可能なアシアロフェツイン修飾正電荷リポソームによる二重の制御を駆使し,肝がん細胞に特異的な導入遺伝子発現の増強に成功した. また,このシステムを利用することで肝ガン細胞のみを選択的に死滅させる自殺遺伝子治療にin vitroではあるが成功し,今後の肝ガン治療への可能性を示した. |