ツジ ショウコ
TSUJI Shohko
辻 祥子 所属 松山大学 人文学部 英語英米文学科 職種 教授 |
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発行・発表の年月 | 2014/02 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 著書名:越境する英米文学:人種・階級・家族、
論文名:トランス・アトランティック・ダグラス―『ヒロイック・スレイヴ』に見られる再生の証 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 音羽書房鶴見書店 |
著者・共著者 | 細川美苗、新井英夫、森有礼 |
概要 | フレデリック・ダグラスは、19世紀半ばに奴隷解放運動家として活躍した元黒人奴隷だが、当初、白人の奴隷解放運動家に一種の広告塔として利用され、主体的に行動する自由を奪われていた。ところがその後、元奴隷主の追跡を逃れる目的で大西洋を渡り、イギリスに20か月滞在した際、そこでの異文化体験が、彼に自立の一歩を踏み出させる。渡英経験がその後のダグラスに与えた影響を、彼の最初で最後のフィクション「ヒロイック・スレイヴ」を読み込むことで分析した。(pp.65~80)(新井英夫、辻祥子、細川美苗、森有礼) |