アキラ カズキ
AKIRA Kazuki
明樂 一己 所属 松山大学 薬学部 医療薬学科 職種 教授 |
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発行・発表の年月 | 2005/02 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | Use of 13C-Labeling and NMR Spectroscopy for the Investigation of Degradation Pathways of Amadori Compounds |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Biologlcal&Pharmaceutical Bulletin |
巻・号・頁 | 28,344-348頁 |
著者・共著者 | Kazuki Akira and Takao Hashimoto |
概要 | アマドリ化合物は種々の慢性老年疾患の病態に関わるグリケーションにおける鍵化合物であるにもかかわらず,生体内での分解経路はよく分かっていない.そこで,13C で標識したモデルアマドリ化合物を合成し,好気的生理的条件下での分解反応を 13C 核磁気共鳴 (NMR) を用いて解析した.その結果,28 日間の反応で,カルボキシメチル化hippuryl-lysine,glucose,acetate,formate を含む少なくとも 9 種類の標識生成物が hippuryl-lysine とともに生じることが判明した.本研究により,13C 標識と NMR の利用はアマドリ化合物分解経路の検討において有望であることが示唆された. |