アキラ カズキ
AKIRA Kazuki
明樂 一己 所属 松山大学 薬学部 医療薬学科 職種 教授 |
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発行・発表の年月 | 1993/04 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | Application of 13C-Labeling and Nuclear Magnetic Resonance Spectroscopy to Pharmacokinetic Research:Measurement of Metabolic Rate of Benzoic Acid to Hippuric Acid in the Rat |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Analytical Biochemistry |
巻・号・頁 | 210,86-90頁 |
著者・共著者 | Kazuki Akira,Norio Takagi,Satoshi Takeo,Heisaburo Shindo and Shigeo Baba |
概要 | 13C 標識と核磁気共鳴 (NMR) スペクトロスコピーを利用して,ラットにおける benzoic acid の hippuric acid への代謝変換を追跡する方法について記載した.1H 結合炭素を特異的に標識した [2,4,6,7-13C4]benzoic acid をラットに投与後 (ca. 2 mg/kg),尿中に排泄された [2,4,6,7-13C4]hippuric acid を,分離操作を施さずに,C2,6 を指標にして 1H デカップル13C NMR(10 分積算)で簡便に定量することができた(内部標準,[2-13C]sodium acetate).本法では市販の [7-13C]benzoic acid を用いるより一桁高い感度が得られ,測定限界は測定管内において約 40 nmolであった.本研究により,1H 結合炭素を特異的に標識した13C 標識-NMR トレーサー法の有用性を明らかにできた. |