1.サブタイトル Subtitle |
|
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy |
| 【思考力】企業活動に伴う諸事象について論理的に考えることができる。
| |
|
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course |
| マーケティング論における一つの潮流である戦略的マーケティングは、1970年代後半から台頭したと言われており、本演習では、その成立の経緯、概念、体系、その適用について検討しながら、今後の戦略的マーケティング研究の方向を展望していきたい。
| |
|
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline |
| マーケティング論演習Ⅰでは、J.J.Lambinの戦略的マーケティングの体系に関する文献研究および講義を中心として、それと同時並行するかたちで修士論文指導を展開する。 市場の理解を目的とする分析過程としての戦略的マーケティング(Strategic marketing)と、市場の獲得を目標とする行動過程としての業務的マーケティング(Operational marketing)の2つの次元に分類して展開されるマーケティング・プロセスが、従来のマーケティング・マネジメントの枠組みと比較して、どのような差異と有効性を持つのかを検討し、その内容の理解を深めながら、受講者の研究テーマとの位置関係を探りたい。 第1回目 イントロダクション 第2回目 マーケティング・プロセスの枠組み 第3回目 経済におけるマーケティングの役割 第4回目 乱気流時代のマーケティング 第5回目 経済理論における欲求の概念 第6回目 人間の動機づけの対象 第7回目 産業顧客の動機づけ 第8回目 マーケティングと買手行動 第9回目 消費者と情報 第10回目 買手の反応行動 第11回目 認知的反応の測定 第12回目 態度と感情的反応の測定 第13回目 行動的反応の測定 第14回目 対象市場の範囲の限定 第15回目 市場細分化の方法 第16回目 需要および潜在市場の構造 第17回目 製品ライフサイクル 第18回目 競争状況の分析 第19回目 コスト優位性と経験効果 第20回目 プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント 第21回目 新製品導入による展開 第22回目 イノベーションの構成要素 第23回目 イノベーションの成功要因分析 第24回目 製品開発過程の組織 第25回目 流通の戦略的決定 第26回目 流通経路のコスト分析 第27回目 価格の戦略的決定 第28回目 広告コミュニケーションの戦略的決定 第29回目 コミュニケーション予算の決定 第30回目 まとめ
| |
|
5.利用教科書 Textbook(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
1 | | | | | |
2 | | | | | |
6.参考書 Reference Book(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
1 | | | | | |
2 | | | | | |
3 | | | | | |
4 | | | | | |
5 | | | | | |
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books |
|
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class | 時間 |
| 予習:次回の授業内容を確認し、その範囲の専門用語の意味を調べ理解しておくこと。
| |
| |
| 復習:授業後にノートなどを見ながら内容を復習し、授業で出された課題があればそれをすること。
| |
| |
| |
| |
8.フィードバック Instructor Feedback |
| 課題提出などについては学期中に指示を出し、そのフィードバックは教室で解説する。
| |
|
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation |
| プレゼンテーション(50%)、レポート(30%)、討議内容とその理解度(20%)を勘案して評価する。
| |
|
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course |
| 戦略的マーケティングの枠組みを理解した上で、修士論文のテーマを設定し、論文作成に向けた資料収集、文献サーベイ、論理構成の首尾一貫性などの進展状況を考慮しながら、企業の対市場適応行動における戦略と戦術の構成要素の相互依存関係および統合性について考察する。
| |
|
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students |
| 本演習で使用する教科書については、受講者の研究テーマに応じて決定する。また、参考書の活用方法についてもその折に説明するので、事前に購入の必要はない。
| |
|