1.サブタイトル Subtitle |
| 産業財取引の特徴を踏まえ、産業財マーケティングの戦略理論について体系的に理解する
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2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy |
| 専攻分野に関する学識とスキルを修得し、教育・研究機関、企業、組織などにおいて教育・研究者、高度専門職業人、指導的人物として必要な能力を発揮できる人材の養成を目指す。
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3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course |
| 本講義科目では、現在の産業財マーケティング論においてスタンダードとなっているテキストを輪読しながら、産業財を対象としたマーケティング研究および専門性を要する職業に必要な知識と論理的思考能力を身につけていくことを目的とします。本講義で取り上げるテキストは外国文献の翻訳書であることから、正確な内容理解を目指していく中で、日本において該当するケースについても受講生のみなさんと検討していきたいと考えています。また、必要に応じて、産業財マーケティングの周辺領域にも目を向けていきながら、幅広い視点から理解を深めていくことにします。
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4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline |
| 第1回目 講義内容の説明と受講の仕方について 第2回目 産業財マーケティングの視点 第3回目 産業財市場:組織顧客に対する見方 第4回目 産業財市場向け顧客関係性管理の戦略 第5回目 産業財市場の細分化 第6回目 産業財マーケティングの計画:戦略的視点 第7回目 グローバル市場のための産業財マーケティング戦略 第8回目 産業財市場のための製品管理 第9回目 イノベーションの管理および新しい産業財の開発 第10回目 企業市場向けサービスの管理 第11回目 産業財流通におけるチャネル管理 第12回目 産業財市場の価格設定戦略 第13回目 産業財のマーケティング・コミュニケーション:広告と販売促進 第14回目 産業財のマーケティング・コミュニケーション:営業機能の管理 第15回目 まとめ
※ 上記内容は、必要に応じて変更することがあります。
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5.利用教科書 Textbook(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
1 | 産業財マーケティング・マネジメント[理論編]:組織購買顧客から構成されるビジネス市場に関する戦略的考察 |
| | マイケル・D・ハット,トーマス・W・スペイ(著),笠原英一(訳) |
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6.参考書 Reference Book(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
1 | 産業財マーケティング・マネジメント[ケース編]:組織購買顧客から構成されるビジネス市場に関する戦略的考察 |
| | マイケル・D・ハット,トーマス・W・スペイ(著),笠原英一(訳) |
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2 | Business Marketing Management: A Strategic View of Industrial and Organizational Markets, (8th ed.) |
| | Hutt, Michael. D., Thomas W. Speh |
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※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books |
| 受講生の研究テーマに必要な参考文献については、講義の進行に即して紹介して行きます。
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7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class | 時間 |
| 【予習】講義の進め方として、各自が指定された文献の担当箇所について発表し、ディスカッションをしながら理解を深めていく形式をとります。発表担当者は、レジュメや資料を作成し、発表のための準備をしておくこと。他の受講生は、テキストの該当箇所について読了し、論点についてまとめておくこと。
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| 【復習】講義で得た知見について、ノートや解説、ディスカッションを振り返りながら再度整理し、各自の研究に生かせるようにしておくこと。
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8.フィードバック Instructor Feedback |
| 講義の進行に即して、レポート,課題,コメントペーパーの提出を要求した場合には、次回講義時に解説等を行います。
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9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation |
| 本講義では、担当箇所の報告発表におけるレジュメ等資料の完成度と内容把握の程度:50%,ディスカッションへの積極性:30%,平常点:20%によって、総合的に成績点を付け、評価します。 ただし、全授業回数の2/3以上の出席が認められない履修者は、評価を受ける資格が無くなるので、注意をすること。
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10.学習の到達目標 The Main Goals of Course |
| 本講義で取り上げる主要文献の講読を通じて、産業財を対象としたマーケティング研究に必要な知識と論理的思考能力を身につけ、本研究領域の理論的枠組みや分析視角について説明できるようになる。
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11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students |
| (1) 無断欠席は、いかなる理由でも認められません。欠席する場合には、事前に周知した手続きを踏まえること。 (2) また、本講義を受講するにあたっては、「マーケティング戦略論特論」を受講していることが望ましい、と考えられます。
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