1.サブタイトル Subtitle |
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2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy |
| 1.主に講師の実体験を題材とし、地域に根差したテーマでビジネスコミュニケーションについて考察する。 身近な対象として姉妹都市提携の国際ビジネスへの効用を取り上げ、愛媛県の姉妹都市である米国ハワイ州と台湾について知識を深める。 2.次に国際ビジネスにメディアが果たす役割をクローズアップし、地元メディアの具体例を見る。 3.国際的にビジネスコミュニケーションを図っていくためには、グローバルに対応する語学能力が必要である。 なかでも最も広く対応できる言語は英語である。そこで英語による基本的なビジネスコミュニケーションも学ぶ。 同時に必要なマナーや文化の違いなどにも関心を向け身に着けておく。
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3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course |
| 身近な話題から入るために、愛媛県が海外と繋がりを持っている姉妹都市に焦点を当てる。 まず姉妹都市提携とは何か、定義を明らかにし、愛媛県が姉妹提携を結んでいるアメリカ合衆国ハワイ州について、姉妹提携のきっかけ、経緯、姉妹提携先の歴史と文化、また特に現地に住みつき大きなコミュニティを形成し、日本と関係の深い日系人についてその歴史を学ぶ。 次に他県のケースについてもいくつか紹介する。また松山市や宇和島市など市の結んでいる姉妹都市提携についても簡単に紹介する。 さらにその日系人コミュニティと日本との関係、そして現在双方でどのようなビジネスコミュニケーションを図っているのかを確認する。 最後に姉妹都市提携を国際ビジネスにどのように生かしていけばよいか、考えていく。
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4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline |
| 1.オリエンテーション 2.姉妹都市提携とは何か、国際姉妹都市提携とは 3.愛媛県の国際姉妹都市提携の経緯 4.提携先について知ろう:米国ハワイ州の歴史 5.日系移民について:ハワイ日系移民の歴史、元年者150周年 6.日系人が根付かせた文化 7.真珠湾攻撃とハワイ日系人部隊:日米の間における葛藤 8.日系人諜報部隊:帰米の果たした貢献 9.戦後復興と日系人の復権 10.日系人の社会貢献:政界、経済界 11.現代日米の懸け橋としての日系人:米日カウンシル(USJC) 12.日系人交流の取組:JALD、TOMODACHIイニシアチブ、カケハシイノウエスカラーズプログラム(松山大学xハワイ大学交流) 13.愛媛のもう一つの姉妹都市台湾:姉妹提携の経緯、台湾の歴史と文化、日台関係 14.愛媛で実施しているスーパーグローバルハイスクール(SGH)事業:次世代のグローバルな活躍への期待 15.前半のまとめ 16.後半のオリエンテーション:地域社会としての国際ビジネスへの取組み 17.メディアの役割 18.メディアの具体事例:愛媛CATV 19.メディアの具体事例:南海放送 20.知っておきたいIT:GDPRの基礎知識、個人情報保護に最適なPLR活用の可能性 20.近年の具体事例1:ハワイの愛媛県物産フェア:知事の未来志向 21.近年の具体事例2:台湾との文化経済交流:しまなみ国際サイクリングイベント 22.近年の具体事例3:別子銅山、国際俳句を謳った国際観光都市PR、インバウンド誘致 23.貿易実務の基本 24.国際ビジネス現場における通訳の果たす役割 25.法廷通訳:ハワイ州法廷通訳研修と現場体験から 26.異文化コミュニケーションで起こる問題とその対処 27.最低限必要な英語、話題のケース事例 28.国際ビジネスコミュニケーションに必要とされる話題とは:政治、経済、歴史、文化? 29.国際ビジネスコミュニケーションにおけるユーモア、タブー 30.総まとめ
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5.利用教科書 Textbook(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
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6.参考書 Reference Book(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
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※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books |
| 講師の所有する資料、調査物、新聞雑誌等の記事などをプリントしたもの
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7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class | 時間 |
| 予習:受講するテーマを見て事前にネット検索などをしてみる
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| 復習:ノートテイキング、配布資料などを整理し、ファイルを重ねてゆくこと
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8.フィードバック Instructor Feedback |
| 毎回講義の初めに前回の内容を振り返り簡単なまとめの時間を設ける ビデオ鑑賞の機会を設けた場合、次回必ず感想文を提出する ビジネス英語を学んだ場合、後日確認テストを実施する
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9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation |
| 出席点として10点:一回休む毎に-2点、5回を超えて欠席すると評価しない 平常点としてビデオ鑑賞があった場合、感想文を提出する:15点 平常点としてビジネス英語を学習した場合、確認テストを実施する:15点 まとめのテスト2回は小論文形式とする:60点
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10.学習の到達目標 The Main Goals of Course |
| 学習し知識を得た後、自分自身がどのように国際ビジネスコミュニケーションに取り組んでいきたいか、主体的な意見を表明すること とりあげた複数のテーマから関心を持った分野について将来の仕事に何らかの形で生かせるよう意識化してみること
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11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students |
| 私語を慎むこと、逆に意見交換や討論の場では大きな声で躊躇せず話をすること 授業中のスマートフォンの無為な操作を固く禁ずる
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