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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2000~生涯学習論Lifelong Education
4
通年
月曜日4時限
太田 佳光

1.サブタイトル Subtitle
学びの再生と学校
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy
【経営】汎用的技能・問題を発見し、解決に必要な情報を収集・分析して問題を適切に解決できる。
態度・志向・社会に関する現代的な専門的教養を修得することができる。
3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
近年、わが国では、受験競争、いじめ、学級崩壊など、学校教育をめぐるさまざまな問題が生起している。そうした問題の背景には、わが国の学校教育システムそのものが抱えてきた問題が関与している。本講義では、生涯学習を学びの再生ととらえ、わが国の学校が担ってきた役割と問題を教育社会学の視点から明らかにすることによって、学びの再生の可能性を理解し、その現代的課題について考察する。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
第1回目 イントロダクション
第2回目 学歴主義と学歴偏重主義
第3回目 学歴主義社会の実態と課題
第4回目 学校の始まりとその特徴
第5回目 公教育の成立と近代化
第6回目 明治維新と学制
第7回目 学問は身を立つるの財本
第8回目 立身出世という心性
第9回目 戦後教育の大衆化と受験競争
第10回目 お受験と早期教育
第11回目 学歴主義社会の成果
第12回目 学歴主義社会の課題
第13回目 トーナメント型人間像の問題
第14回目 経済のグローバル化と学歴主義の今後
第15回目 前期のまとめと課題
第16回目 教育問題の現状と課題
第17回目 授業妨害と逸脱(1):中学生日記を事例として
第18回目 授業妨害と逸脱(2):逸脱論とボンド理論
第19回目 逸脱行動と立ち直り(1):実践事例から
第20回目 逸脱行動と立ち直り(2):ラベリング論から
第21回目 逸脱行動の今と課題:教師の役割再考
第22回目 いじめ問題と教師(1):中学生日記を事例として
第23回目 いじめ問題と教師(2):カウンセリングマインドと教師
第24回目 いじめ問題と学級集団(1):いじめの類型化と生起
第25回目 いじめ問題と学級集団(2):集団論といじめ
第26回目 いじめ問題と学級づくり(1):防衛的風土と支持的風土
第27回目 いじめ問題と学級づくり(2):人間関係づくりに着目して
第28回目 いじめ問題と学級づくり(3):集団意識に着目して
第29回目 脱学校と生涯学習の課題
第30回目 まとめ

上記の授業計画に基づき、資料を提示しながら授業を行う。授業の進捗状況に合わせてコメントを提出し、受講者の理解度を身ながら授業を進める。
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
新説 教育社会学
玉川大学出版部
加野芳正他
9784472403569
2007
2
3
4
5
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
必要に応じてプリントを配布する。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
①次回の授業内容を確認し(授業の終盤に予告する)、それに関する情報を得ること。
2.0 時間
②授業後にノートを確認の上で授業内容を理解し、さらに自身の考察を深めること。
2.0 時間


4.0 時間
8.フィードバック Instructor Feedback
不定期に実施する講義内容についての小レポート提出については、次回の授業においてその内容についての解説を行う。
また、期末試験については、試験時間後に問題のポイントを解説する。受験者は、テスト後に解説があるので在室する必要がある。
9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
最終試験60%(学年末に実施)、小レポート20%(授業中に不定期に複数回実施)、夏期レポート(夏期休暇中に実施)20%の比率で評価する。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
わが国の公教育の特徴と役割に関する理解と、教育問題への対応についての諸理論をふまえ、学校教育や生涯学習の必要性について理解する。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
他の出席者が授業を受ける権利を保障するため、私語は厳禁とします。注意・警告を無視する者に対しては、受講停止などの厳正な処置を取ります。


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