1.サブタイトル Subtitle |
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2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy |
| 【知識・理解】企業活動を理解・説明するための専門知識を身につけることができる
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3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course |
| 自社が作る製品の正しい原価を知ることは,経営において様々な面から重要です。例えば,原価を知らないと,いくらで売るかを決めることができません。また,どれほど売れば目標利益を達成できるのか,といった利益計画を立てるためにも原価の情報が必要です。製造現場の仕事ぶりを評価するためにも原価情報が不可欠です。財務諸表を作成するためにも原価情報が必要です。 しかし,製品の正しい原価を知ることはそう簡単なことではありません。この講義の前半では,製品の原価をどのように測定するかについて,その考え方を中心に学びます。講義の後半では,測定された原価情報が,どのように経営に役立てられるのか(コストマネジメント)や,企業外部の人が企業の原価管理についての情報をどのように読み取ればいいのか,といった原価情報の利用の側面に注目します。 30回の講義を通して原価とはどんなものか,どうやって計算するのか,原価情報をどのように経営に役立てるのか,原価情報を用いた経営活動が財務諸表にどのように反映されるのかについて学習します。
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4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline |
| 第 1回 イントロダクション 第 2回 原価概念,原価計算を学ぶことの意義 第 3回 原価計算の種類と学習の流れ 第 4回 原価の費目別計算:材料費の計算 第 5回 原価の費目別計算:労務費の計算 第 6回 原価の費目別計算:経費の計算 第 7回 部門別計算:製造部門費の集計 第 8回 部門別計算:製造部門費の製品別配布 第 9回 単純総合原価計算:単純総合原価計算の方法 第10回 単純総合原価計算:期末仕掛品原価の計算・仕損品・仕損費と減損・減損費の処理 第11回 工程別総合原価計算:工程別総合原価計算の方法 第12回 工程別総合原価計算:累積法による計算・加工費工程別総合原価計算 第13回 組別総合原価計算:組別総合原価計算の手続 第14回 組別総合原価計算:組別工程別総合原価計算・連産品と等級別製品の原価計算 第15回 個別原価計算:個別原価計算の方法・部門別個別原価計算の手続 第16回 中間レビュー 第17回 原価情報のマネジメントへの利用 第18回 標準原価計算:標準原価計算の意義と原価管理 第19回 標準原価計算:標準原価の設定 第20回 原価差異分析:原価差異分析の意義 第21回 原価差異分析:原価差異分析 第22回 直接原価計算:直接原価計算の意義 第23回 直接原価計算:損益分岐点分析 第24回 意思決定:差額原価・機械原価・埋没原価 第25回 戦略的コストマネジメント:ABC・ABM 第26回 戦略的コストマネジメント:原価企画 第27回 戦略的コストマネジメント:品質原価計算 第28回 コスト・ビヘイビア:コストの非対称性 第29回 コスト情報を用いた意思決定と心理的バイアス 第30回 講義のまとめ
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5.利用教科書 Textbook(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
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6.参考書 Reference Book(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
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※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books |
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7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class | 時間 |
| 予習として,教科書の該当部分に目を通しておいてください。
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| 復習として,授業資料を見ながら再度教科書の該当部分を読んでください。また,章末問題を解いておいてください。
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8.フィードバック Instructor Feedback |
| 小テストに関しては,授業内に解説を行う。期末試験については,Google Classroom等を通じて模範解答を提示する。
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9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation |
| 小テスト(15%),レポート(15%),期末試験(70%)
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10.学習の到達目標 The Main Goals of Course |
| 原価計算の仕組みについて理解する。 原価計算情報がどのように経営に役立てられるのかを理解する。
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11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students |
| ・電卓を持参してください。 ・続けて受講しないと分からなくなるので,週2回両方の時間帯とも出席してください。 ・管理会計論・工業会計論を履修済みもしくは同時履修しているとよりわかりやすいと思います。
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