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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2002~経済学I (2)Economic I
2
前期
金曜日2時限
曽我 亘由

1.サブタイトル Subtitle
経済学入門
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy

3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
この授業では、市場メカニズムや個人・企業といった経済主体の選択行動を理解するために、ミクロ経済学の基礎的な理論を学ぶ。具体的には以下の3点について学ぶ。
1.ミクロ経済学における市場・需要・供給を理解する。
2.市場における価格決定のメカニズムを理解する。
3.市場がうまく機能するケースと市場の限界について理解する。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
第1回:ガイダンス、経済と経済学、自然科学・社会科学と経済学、ミクロ経済学とマクロ経済学
第2回:市場メカニズムの理解
第3回:市場均衡①-需要と供給のメカニズムの基本
第4回:市場均衡②-需要と供給のメカニズム基づく、市場均衡の性質
第5回:比較静学分析①-比較静学の定義を理解し、価格以外で需要、および供給に影響を与える要因を理解する。
第6回:比較静学分析②-需要曲線のシフト、供給曲線のシフト
第7回:価格弾力性①-需要の価格弾力性、供給の価格弾力性
第8回:価格弾力性②-生産者余剰、消費者余剰についてその定義と余剰という概念の意義を理解する
第9回:余剰分析-消費者余剰、生産者余
第10回:余剰分析の応用①-余剰分析を利用して課税が市場に与える影響を理解する。
     政府による市場介入の意味と厚生損失について、経済学的観点から理解する。
第11回:余剰分析の応用②-余剰分析を利用して、外部性という概念について理解する。
第12回:貿易の理論①-余剰分析を利用して、貿易の利益について理解し、TPPについて議論する。
第13回:貿易の理論①-比較優位の理論
第14回:厚生経済学の基本定理
第15回:まとめ
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
入門経済学(第3版)
日本評論社
伊藤元重
9784535555853
2009
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
2
3
4
5
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
必要に応じて授業資料を配布します。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
配布する授業資料には演習問題が含まれています。学習の到達度を計るため、授業時間中に演習問題を解いてくるよう指示します。約90分を目安に、演習問題を解きながら授業の復習を行ってください。



8.フィードバック Instructor Feedback

9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
最終試験で評価します。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
1. 身近な問題を経済学的視点でとらえることができる。
2. 経済学的な人間の行動理論を理解し、市場における価格決定のメカニズムを説明できる。
3. 価格メカニズムを通じて達成される市場経済制度が、われわれの社会において支持される理由を説明できる。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
私語は厳禁とします(厳守して下さい)。
授業は講義ノートが中心となります。
参考書はあくまでも参考書ですので、これが授業の内容と必ずしもリンクするものではないということに注意してください。また、上記の参考書以外に入門経済学に関するテキストを持っていれば、それで代替することも可能だと思います。いずれにしても、参考書はいきなり購入せず、授業に数回出てから決めてください。


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