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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
2002~哲学I (1)Philosophy I
2
前期
月曜日5時限
二瓶 真理子

1.サブタイトル Subtitle
知識の諸相を哲学する。
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy

3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
この講義では、知識とその周辺についての哲学的議論を整理し検討していきます。講義の第一の目的は、知識をめぐる哲学上の基本的概念や立場を理解することと、それらについて自身の批判的観点を持てるようにすることです。また、哲学的な概念定義や論証に触れることで、議論や論述のスキル、方法論を習得することを第二の目的とします。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
1.イントロダクションその1;知識とそうでないもの
2.イントロダクションその2:帰納的推論と演繹的推論
3.デカルト夢論証と方法論的懐疑
4.「われ思う故にわれあり」の「私」はどんな存在か
5.デカルトの世界・心・知識
6.「私」なんていない? ヒュームの知識論
7.帰納の問題、過去の経験から知ることはできない?
8.帰納の問題をどう解くか? いくつかの解答。
9.命題的知識の知識条件:正当化された真なる信念
10.正当化の内在主義と外在主義
11.ラジカルな懐疑論「水槽のなかの脳」
12.懐疑論にどう対応するか? いくつかの解答。
13.知識は、単なる真なる信念よりも価値があるか?
14.身体外に拡張する知識
15.まとめ

*履修者の関心や理解度に応じて、授業の順番や進捗状況が変化することがあります。
*とくに9回目以降は、順番の変更のほか、内容の省略や変更等もありえます。
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
高校倫理からの哲学 知るとは?
岩波書店
直江清隆・越智貢
9784000285445
2012
2
哲学の道具箱
共立出版
ジュリアン・バジーニ
9784320005730
2007
3
100の思考実験
紀伊国屋書店
ジュリアン・バジーニ
9784314010917
2012
4
知識の哲学
産業図書
戸田山和久
4782802080
2012
5
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
各回に資料を配布します。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
・講義前後に、配布資料に目を通し、これまでの講義の中身を自分なりに整理してください。
・講義中に適宜、参考資料の紹介や補足資料を配布するので、講義内容の理解のために活用してください。



8.フィードバック Instructor Feedback

9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
下記到達目標に達しているかを以下の割合で評価します。中間テストは学期中に1回実施する予定です。
・中間テストの結果 40%
・最終試験の結果(概念の説明や意見論述についての筆記問題)60%
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
・知識をめぐる哲学的議論の基本的概念や議論の問題構造について理解する。
・それらの概念や議論について、自分自身の意見や立場をもち、評価することができる。
・哲学的概念や論証の技術を使用しながら、自分自身の意見や立場を表現することができる。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students



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