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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
1988~コンピュータ通論Introduction to Computer Science
4
前期
月曜日3時限
水曜日3時限
成瀬 一明

1.サブタイトル Subtitle
スマートフォンのアプリが楽譜と似ているって本当?演奏会のプログラムとどう違う? 社会のさまざまなコンピュータシステムは誰が、どのようにして作っているのだろう? クラブのチームワーク向上や、会社業務など組織活動で確実に成果に結びつく進め方はないだろうか?
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy

3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
毎日の生活、学校の授業や演習で利用しているコンピュータの仕組みを理解する。
次に、その上でソフトウエア(アプリ)がどう動くのかを把握する。
さらに、情報システムで利用されるソフトウェアがどのように作られ利用されているのかを演習形式で学習する。
DVDレンタルなど身近な事例を対象に、システム開発技術の工程と、その工程に必要な基本的知識を修得する。
チーム活動による問題解決の実践プロセスを習得し、その応用可能性を理解する。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
まず、コンピュータのハードウェア、ソフトウェアおよび情報システムにつき概説する。
次に、近年のインターネット応用技術につき概説する
さらに、開発プロジェクト演習を行い、DVDレンタル店の業務ソフトウェアの開発プロセスを体験する。
最後に、ソフトウェア開発の仕組みとその課題について考察する。

第1回 イントロダクション ICT環境設定
第2回 I部 コンピュータのしくみ ①コンピュータの基礎知識
第3回 同上 ②ハードウェア
第4回 同上 ③ソフトウェア
第5回 同上 ④データ形式とマルチメディア
第6回 II部 情報システムのしくみ ⑤コンピュータと情報システム
第7回 同上 ⑥通信ネットワーク
第8回 同上 ⑦インターネットとセキュリティ
第9回 同上 ⑧データベースシステム
       ⑨システムの運用と管理
第10回 講義 インターネット応用技術 ①LINEとSNS 
第11回 同上 ②検索サイトとまとめサイト
第12回 同上 ③音楽・動画配信
第13回 同上 ④AIとIoT
第14回 同上 ⑤VRとユニバーサルデザイン
第15回 中間まとめフィードバック
第16回 演習:ソフトウェア開発プロジェクト ①イントロダクション2、チーム編成
第17回 同上 ②パーソナルスキル
第18回 同上 ③システム開発、プロジェクト型開発とは
第19回 同上 ④要求分析
第20回 グループ活動 客先打ち合わせ(模擬セッション)
第21回 演習:ソフトウェア開発プロジェクト ⑤要件定義
       ⑥レビュー・テスト
第22回 同上 ⑦要件定義レビュー、⑧確認テスト
第23回 同上 ⑨ソフトウェア方式設計
       ⑩ソフトウェア詳細設計
第24回 同上 ⑪ソフトウェア設計レビュー、確認テスト
第25回 同上 ⑬ソフトウェアコードの作成とテスト、評価
       ⑭ソフトウェア結合、およびソフトウェア結合テスト
       ⑮ソフトウェア適格性確認テスト
       ⑯実装・テストレビュー
第26回 グループ作業 運用課題・業務改善の検討
第27回 グループ作業 新技術の評価、費用対効果、投資回収の見積もり
第28回 開発プロジェクトグループ発表(1) グループA,B
第29回 開発プロジェクトグループ発表(2) グループC,D
第30回 まとめ
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
コンピュータと情報システム
サイエンス社
草薙 信照
9784781911618
2009
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
キーワードで学ぶ最新情報トピックス2018
日経BP社
辰巳丈夫
9784822292218
2018
2
ソフトウェア開発
オーム社
小泉寿男、辻秀一、吉田幸二、中島毅
427413279X
2003
3
4
5
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
演習ほか、関連資料を配布する。
後半は情報処理推進機構(IPA)のプロジェクト型システム開発チーム演習向けに作成されたテキスト、演習課題、演習課題解答例、ワークシートを配布、使用する。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
準備:
連絡はGmail(学生番号メール)宛に行うため、個人の携帯メールなどへの転送設定を行っておくこと。
ノートPCは無線LAN経由での学内ポータル接続を確認しておくこと。
学習:
グループウェアを利用して講義、グループワークを行うため、毎回ノートPCを持参すること。
演習前にテキストの該当部分を読んでおくこと。
毎回の演習後、グループウェアの掲示板に演習のフィードバックを記入すること(必須)。
フィードバックの内容は、①関連情報提供、②調査報告、③質問、④感想など。
次回演習前に他の履修者からのフィードバックを通読しておくこと。
欠席した場合はグループウェアの掲示板を通じて演習内容を把握し、次回までにレポートを提出すること。



8.フィードバック Instructor Feedback

9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
出席回数が2/3未満の場合。原則として評価は行わない。
講義およびグループワークによる演習について評価する。
期末に開発チームの報告(発表)を行い、各自がレポートを提出する。
①平常点45%(出席&フィードバックx30回)、②中間試験(コンピュータと情報システム)15%
③チーム評価:チーム成果物、発表20%、④個人評価:各自のレポート20%(課題、成果と反省)の割合で評価する。チームメンバによる相互評価も試行する予定である。
本講義では履修者の積極的な参画を推奨・評価することから、上記とは別に質問、提案、補助など講義・演習の内容・価値を向上する活動には加点する。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
本講義を通じて以下を到達目標とする。
①コンピュータのハードウェアとソフトウェアの基本事項について説明できる。
②流れ図等を利用して課題解決の手順を可視化する事ができる。
③典型的なソフトウェア開発の各工程の基本的な内容について説明できる。
④プロジェクト演習を通じて業務システムの「要件定義」と「ソフトウェア設計」までの基礎知識を習得し、一部をグループ活動で解決策を実践できる。
⑤ソフトウェア開発工程を例として、組織活動におけるプロジェクト管理スキル、パーソナルスキルの必要性を理解・実践できる。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
コンピュータやソフトウェアに関する予備知識は必要としない。
開発プロジェクトでは、チーム別にグループワークを行うことから、協調して共同作業に取り組む事が必要である。講義開始前に着席、レポートの提出、発表準備など時間・納期の管理を自主的に行えること。
遅刻や欠席の場合はメールにて連絡すること。
■履修生のコメント(下記URL)を参考に検討されたい。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1i6FqGJfDmLY1sT8SHkYDG1Kg0lE6BewWCQDjcAga-1M/edit?usp=sharing


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