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入学年度
app year
科目名(クラス)
Course Title
単位数
credits
開講期
year
時間割
担当教員名
Instructor(S)
1999~商業史History of Commerce
4
後期
火曜日4時限
木曜日1時限
成田 景堯

1.サブタイトル Subtitle
日本流通史を学ぶ
2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy

3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course
我々は自らの生活を豊かにするために、日々多くの商品を消費している。そして、これらの商品のほとんどは、他人によって生産されたものである。この他人が生産した商品を私たちの手元に届け、消費できるようにする一連の経済活動が流通である。本講義では、古代から現在までの日本流通の変遷について解説していく。とりわけ、大衆の生活に密着する流通の歴史を知ってもらうことで、流通を多面的に把握してもらうことが目的とする。
4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline
第1回目 イントロダクション
第2回目 流通と商業の基礎概念(1)―流通とは何か―
第3回目 流通と商業の基礎概念(2)―4つの流通活動―
第4回目 流通と商業の基礎概念(3)―流通機関と流通機構―
第5回目 縄文時代の経済―家庭内分業と経済単位間分業―
第6回目 弥生時代の流通―技術移転と交換の関係、朝貢システム下の流通―
第7回目 古墳時代の流通―氏姓制度下の流通―
第8回目 飛鳥時代の流通(1)―律令性下の流通―
第9回目 飛鳥時代の流通(2)―市場と貨幣が流通に及ぼす影響―
第10回目 奈良時代と平安時代の流通―荘園制下の流通―
第11回目 鎌倉時代の流通(1)―守護・地頭制下の流通―
第12回目 鎌倉時代の流通(2)―問職、神人などが兼業商人への転換、土倉の誕生―
第13回目 室町時代の流通―守護領国制下の流通と貿易―
第14回目 戦国時代の流通―戦国大名下の流通(楽市楽座)と貿易―
第15回目 江戸時代の流通(1)―幕藩体制下の流通―
第16回目 江戸時代の流通(2)―問屋の変遷、為替制度と先物取引の誕生―
第17回目 近世までの商業の変遷と確認テスト
第18回目 近代日本経済の変革―資本主義が経済と商業に及ぼした影響―
第19回目 近代日本の流通―殖産興業とブロック経済下の流通―
第20回目 現代小売業の変化―業種店から業態店へ―
第21回目 日本の百貨店の歴史(1)―呉服系百貨店から地方百貨店までの変遷―
第22回目 日本の百貨店の歴史(2)―百貨店問題から現代の百貨店までの変遷―
第23回目 現代の百貨店の特徴と問題―返品制がマーチャンダイジングに及ぼす影響―
第24回目 日本のスーパーマーケットの歴史(1)―チェーンストアとセルフサービス―
第25回目 日本のスーパーマーケットの歴史(2)―DCストアとの相違―
第26回目 コンビニエンスストアの歴史―便利が売りになる発見―
第27回目 現代のコンビニエンスストアの特徴―FCシステム、単品管理、多頻度小口配送―
第28回目 小売業の国際化―日本企業の海外進出と海外企業による日本進出の課題―
第29回目 日本小売業の今後
第30回目 まとめ
5.利用教科書 Textbook(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
2
6.参考書 Reference Book(s)
No.
書名
(Title)
出版社
(Publisher)
著者
(Author)
ISBN番号
(ISBN)
発刊年
(pub,year)
1
日本流通史
有斐閣
石井寛治編
9784641161696
2003
2
入門日本商業史
晃洋書房
美馬佑造
9784771014879
2003
3
流通現代史
日本経済新聞社
日本経済新聞編
9784532141790
1993
4
5
※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books
各回の講義開始時に資料を配布する。
7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class時間
テキストを使用しないため、講義で紹介された文献とノートを中心に復習を行うこと。



8.フィードバック Instructor Feedback

9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation
最終試験(80%)
授業に対する取組み(20%)
確認テスト(+α)
注意:
①確認テストは、授業の状態または進捗状況によって行わないことがある。ただし、行った際は、出来の良い受講者のみ加点対象にする。それ以外の受講者は加点、減点もされない。
②確認テストを行う場合は、10~15分ほどの授業時間を使う。
③授業を妨げる受講者は、教室から退室させたうえ、減点する。
④全授業の1/3以上を休んだ履修者は、単位認定対象から除外される。
10.学習の到達目標 The Main Goals of Course
日本の流通史を踏まえて、流通を多面的に把握することである。
11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students
講義内容は必要に応じて変更することがある。


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