1.サブタイトル Subtitle |
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2.関連する教育諸方針 Course-Related Policies; Diploma and Curriculum Policy |
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3.授業科目のテーマと目的 Theme of the Course |
| 今、時代は価値観と技術の大きなの転換期にあります。高度経済成長からバブル崩壊、その後の失われた20年を経て、持続やロハスなど、心の豊かさや繋がり、絆、が、スピードや効率と同時に求められるようになってきました。また、技術の発展も急速です。インターネットがモノ同士をつなぎ、自律的に動くようになります。3Dプリンタはものづくりだけでなく流通や人々の暮らしを大きく変えると言われています。これらICT(情報通信技術)の発達、進化は、企業経営にも大きなインパクトを及ぼします。これらをしっかり捉える力をもてば、新たな価値創造ができる面白い時代になったと言えます。 さて、情報や技術の側面から、経営や社会のあり方を研究するのが、「経営情報学」という分野です。この講義のテーマは、「経営情報学」に関する諸学問を総論として学ぶということです。したがって、その目的は、初めて学ぶ諸君が、今後、経営情報学の諸分野についての専門的な学習をすすめる前に身に着けておくべき基礎的な事柄を学ぶことにあります。また、企業経営や経済社会の展開を理解したり、予測したりする力を養うことができます。
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4.授業科目の内容・具体的な授業計画及び進度 Course Description and Outline |
| 経営学部情報コースの演習担当教員、上杉志朗教授、檀裕也教授、東渕則之教授、成瀬一明教授、古山滋人准教授、松田圭司教授(50音順ですので、この順番で講義をする訳ではありません。講義の順番については、第1回目に詳しく説明をします)のリレー形式での授業になります。
第1回目 イントロダクション 講義の概要と進め方について 第2回目 経営の全体像を学ぶ(1)~経営の全体像を理解しておくとの必要性 第3回目 経営の全体像を学ぶ(2)~経営するときに常に脳裏に置くべき5つの要素 第4回目 経営の全体像を学ぶ(3)~社長、経営理念・ビジョン、ビジネスモデル、システム化・型決め、行動環境のあるべき姿 第5回目 経営の全体像を学ぶ(4)~いい会社の事例を学ぶ 第6回目 情報コースで学ぶ科目の経営における重要性~経営の全体像における位置づけ 第7回目 経営に統計手法を活かすには 第8回目 情報資格と職業 第9回目 生産管理と品質管理 第10回目 線形計画法(LP)の世界 第11回目 階層分析法(AHP)の世界 第12回目 PERT/CPMの世界 第13回目 コンピュータの動作原理 第14回目 組み合わせ最適化問題 第15回目 プログラミング 第16回目 映像表現 第17回目 人工知能 第18回目 量子コンピューティング 第19回目 イントロダクション ICカードシステム 第20回目 情報利用(大学、社会)と論理的思考IT環境 第21回目 ネットで買物・売手と買手(電子商取引) 第22回目 ネットの安全・安心(インターネットセキュリティ) 第23回目 情報システム応用事例、まとめ、テスト 第24回目 情報システムの開発方法(1)~SDLC法、プロトタイプ法などの手法について 第25回目 情報システムの開発方法(2)~開発のための工程計画について 第26回目 情報システムの保守、分析方法 第27回目 情報化推進の体制 (組織、役割、問題点など) 第28回目 情報システムへの投資(コスト問題と評価手法について) 第29回目 情報システムの品質維持およびシステム監査について 第30回目 まとめ
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5.利用教科書 Textbook(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
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6.参考書 Reference Book(s) |
No. | 書名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 著者 (Author) | ISBN番号 (ISBN) | 発刊年 (pub,year) |
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※教科書・参考書以外の資料 Materials other than textbooks and Reference Books |
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7.準備学習(予習・復習) Expected Work outside of Class | 時間 |
| 各担当箇所の教員から随時課題が与えられます。また、振り返り学習課題が与えられる場合もあります。
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8.フィードバック Instructor Feedback |
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9.評価の方法・基準 Criteria for Evaluation |
| 各リレー講義担当講師が担当講義ごとに課する評価(レポートや小テスト、試験)を各講師の評価の平均を素点として100点満点に換算して評価します。 どの評価方法を採用するかは、担当講師ごとに異なるので、第1回目の説明を必ず受講し、理解しておくこと。
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10.学習の到達目標 The Main Goals of Course |
| 経営情報システム論、経営工学論、webデザイン論、情報資源管理論、電子商取引論、情報セキュリティ論、品質管理論、生産管理論、経営科学論、経営統計論などの各専門分野について、発展的な学習が可能になる知識を身に着ける。
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11.その他の留意事項について Additional Instractions / Comments to Students |
| ①19回目~23回目は、毎回講義でパソコン(タブレット、スマートフォン)を使用し、Moodle(e ラーニングプラットフォーム)より講義資料などを閲覧します。 ②経営情報総論を学習するに当たっては、各回、教員ごとの授業内容の相互関連性を意識してください。同様に、経営情報総論以外の諸科目との関連性も意識して学んでください。
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