ミョウショウ ヒロアキ   MYOSHO Hiroaki
  明照 博章
   所属   松山大学  法学部 法学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2013/03
形態種別 学術論文
標題 法学部における法学教育―地方大学での試み―
執筆形態 単著
掲載誌名 松山大学地域研究ジャーナル
掲載区分国内
巻・号・頁 (23),220-234頁
概要 本稿は、平成23(2011)2011年3月11日、中国北京北方工業大学において開催された「日中法学教育比較法研究会シンポジウム」(中国北京北方工業大学および松山大学法学部が共催)における報告を加筆修正したものである。
日本の法科大学院制度は、「司法制度改革の一環」として、「法化社会に見合うだけの法曹人口の確保」(「量の確保」)及び「国が責任をもつ体系的な法曹養成機関の設置」(「質の確保」)つまり、「司法制度の直接の担い手となる法曹の質と量の大幅な拡充」によって、「社会の隅々まで『法の支配』を及ぼす」ことを目的とする制度として構想され、2004年度から運用が開始されていることは周知の通りである。
本稿では、上記の理念に基づき出発した法科大学制度の存在を前提とした「法学部における法学部教育」についての一試論を提示することにした。