アキヤマ シンジ
AKIYAMA Shinji
秋山 伸二 所属 松山大学 薬学部 医療薬学科 職種 教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2016/11 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | Factors Contributing to the Clinical Effectiveness of the DPP-4 Inhibitor Sitagliptin in Patients With Type 2 Diabetes |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 38(11),pp.398-403 |
総ページ数 | 6 |
著者・共著者 | Shingo Takatori, Yukina Hamada, Akihiro Tanaka, Shinji Akiyama, Hiroyuki Namba, Mamoru Tanaka, Hiromu Kawasaki, Hiroaki Araki |
概要 | DPP-4阻害薬は、食事摂取に伴い小腸から分泌されるインクレチンの分解酵素であるDPP-4(Dipeptidyl peptidase-4)を阻害し、血糖コントロールを改善する新規経口2型糖尿病治療薬である。本研究ではシタグリプチンの臨床効果に及ぼす様々な因子を検討し、DPP-4阻害薬の適正使用につなげることを目的として検討を行った。その結果、変更後単独群を除く全ての群において、シタグリプチン投与3ヵ月後のHbA1c値は、投与前値に比べていずれも有意に低下した。また、全対象患者をシタグリプチン投与3ヵ月後のHbA1c値により、6.5%未満群と6.5%以上群に分けて検討した結果、6.5%未満群に比べて6.5%以上群において脂質異常症、初回投与量、投与前HbA1c値≧7.5%、投与3ヵ月後HbA1c値、SU薬併用の項目について有意な差が認められた。さらに、多変量解析の結果、脂質異常症患者および投与前HbA1c値≧7.5%の患者では、シタグリプチンによる顕著な効果が期待できないことが明らかとなった。 |
PMID | 26804641 |