アキヤマ シンジ
AKIYAMA Shinji
秋山 伸二 所属 松山大学 薬学部 医療薬学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/09 |
形態種別 | 調査報告 |
査読 | 査読有り |
標題 | 魚類の生食による寄生虫感染の危険性の予知(1)
横川吸虫の感染源となる魚種と喫食の方法に関する調査研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 愛媛県病薬会誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 愛媛県病院薬剤師会 |
巻・号・頁 | 48(2),17-22頁 |
著者・共著者 | 牧 純、西岡 麗奈、有田 孝太郎、藤井 健輔、関谷 洋志、玉井 栄治、秋山 伸二、難波 弘行 |
概要 | 「予防薬学」の時代の薬剤師にとっては、処方箋に基づいた治療薬の調剤や疑義照会のみならず、人々の感染症予防に価値のある学識が大切となる。後者の例として、本論文では重度感染により激しい下痢と腹痛をもたらす横川吸虫症に着目する。従来その感染源の代表は鮎の刺身とされてきたが、近年「シラウオ」(シラウオ科)の踊り食いも大きな問題となっている。本論文では、生食すれば横川吸虫の感染源となりうる魚種を文献などによる徹底的な調査をもとに、8種類の魚種、その特徴およびその調理法、喫食法を記載した。これは健康的な食生活をめざす上でも有益な情報と考えられる。なお、字面と響きの似ているシラウオ(シラウオ科)とシロウオ(ハゼ科)の呼び名は全国的に混ぜて使われる傾向にあるが、今回の調査では、標準和名である「シロウオ」(ハゼ科)が横川吸虫の感染源となるとの記載は一切なかった。 |