ハタ マサユキ   HATA Masayuki
  畑 晶之
   所属   松山大学  薬学部 医療薬学科
   職種   准教授
発行・発表の年月 2006/11
形態種別 学術論文
標題 Substrate Deacylation Mechanisms of Serine-β-lactamases.
執筆形態 共著
掲載誌名 Biol. Pharm. Bull.
巻・号・頁 29(11),2151-2159頁
著者・共著者 M. Hata, Y. Fujii, Y. Tanaka, H. Ishikawa, M. Ishii, S. Neya, M. Tsuda and T. Hoshino
概要 セリンβ-ラクタマーゼ(クラスA, C, D)による基質脱アシル化機構につき、理論計算を用いて明らかにした。クラスAは4つの素過程を経て起こること、反応にはGlu166だけでなく、Lys73も関わることがわかった。クラスCの場合は2つの素過程で起こることがわかった。Tyr150側鎖は反応前には脱プロトン化していて、塩基として作用する。クラスDも2つの素過程を経て起こるが、この場合はLys70が塩基として作用する。Lys70がカルバミル化すると、反応の活性化エネルギーが下がったが、これは実験を説明する。