ハタ　マサユキ   HATA Masayuki   畑　晶之    所属   松山大学  薬学部 医療薬学科    職種   准教授
発行・発表の年月	2005/08
形態種別	学術論文
標題	A Theoretical Study on the Substrate Deacylation Mechanism of Class C β-Lactamase.
執筆形態	共著
掲載誌名	J. Phys. Chem. B
巻・号・頁	109(33),16153-16160頁
著者・共著者	M. Hata, Y. Tanaka, Y. Fujii, S. Neya and T. Hoshino
概要	生体条件下におけるクラスCβ-ラクタマーゼによる基質脱アシル化反応機構を分子力場計算と量子化学計算により明らかにした。この結果、脱アシル化反応は二つの素過程を経て起こることがわかった。前者はTyr150による水分子の活性化により開始される四面体中間体生成反応、後者はLys67側鎖からSer64側鎖へのプロトン移動による基質の脱離反応である。律速段階は前者で、その活性化エネルギーは密度汎関数計算により30.47kcal/molと見積もられた。