ヤマグチ タクミ   YAMAGUCHI Takumi
  山口 巧
   所属   松山大学  薬学部 医療薬学科
   職種   教授
発行・発表の年月 2013/03
形態種別 学会報告
標題 競技スポーツ選手に対するドーピング意識調査から考える今後のスポーツファーマシストの活動のあり方について
執筆形態 共著
出版社・発行元 日本薬学会第133年会
著者・共著者 山口 巧、堀尾 郁夫、山下 登、田中 守、出石 文男、宮内 芳郎、荒木 博陽
概要 2011年国体出場愛媛県代表選手および大学競技スポーツクラブ所属学生を対象にドーピング意識調査を実施、解析し、その結果から今後のスポーツファーマシストの活動のあり方を検討した。愛媛県内のスポーツ選手は、軽度疾病時に市販薬の利用者が約40%いるのに対して、医薬品の選択時にドーピングへの安全性を意識して購入する割合はわずか4%であった。また、ドーピングに対する関心度は10代、20代および女性で低く、特に若年層の選手のドーピングに対する意識の低さが目立った。今後、若年層の選手のドーピングに対する関心を高めることが重要であり、中学、高校、大学での教育活動を重点的に実施していくことが必要である。また、女性専用相談窓口の設置、対応も今後検討する必要があると考える。