ヤマグチ タクミ   YAMAGUCHI Takumi
  山口 巧
   所属   松山大学  薬学部 医療薬学科
   職種   教授
発行・発表の年月 2004/07
形態種別 学会報告
標題 Evaluation of Drug Counseling Training using VTR at a Hospital Pharmacy - Case Based Learning and Role-Play Practice -
執筆形態 その他
出版社・発行元 4th Asian Conference on Clinical Pharmacy ( ACCP ) Conference
著者・共著者 Keiko Ido, Junko Miyoshi, Aya Matsuoka, Kana Takeichi, Takumi Yamaguchi, Toshihide Moriguchi, Katsuya Suemaru, Hiroaki Araki
概要 本演題は、本研究は、愛媛大学医学部附属病院薬剤部にて1998年より服薬指導におけるコミュニケーション技術と臨床知識の習得を目的として学生実習カリキュラムにビデオ撮影を取り入れ、Problem Based Learning : PBLの手法に基づき、具体的な疾患症例への対応を中心に服薬指導実習を実施したCase Based Learning : CBL実習方法を評価、分析したものである。ビデオ使用のアイデアは、現場で実際に服薬指導を担当する薬剤師の発想で、指導内容だけでなく、話し方、視線等、様々な角度から客観的に自己評価できる優れた方法である。このようなCBL実習を導入する事により、実習生の臨床知識の習得はもちろんのことコミュニケーション技術も明らかな上達を見せた。このようにCBL実習は、薬学部を有しない実習学生数の多くない病院施設においても極めて質の高い実習を体験させることのできる手法であるということを当学会にて報告した。