オオクラ ユウジ
OHKURA Yuji
大倉 祐二 所属 松山大学 人文学部 社会学科 職種 教授 |
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発行・発表の年月 | 2010/10 |
形態種別 | 著書 |
標題 | ホームレス・スタディーズ 排除と包摂のリアリティ |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | ミネルヴァ書房 |
巻・号・頁 | 136-159頁 |
総ページ数 | 23 |
担当範囲 | 第4章 放置された不安定就労の拡大とホームレス問題 |
著者・共著者 | 堤圭史郎、青木秀男、原口剛、渡辺拓也、妻木進吾、丸山里美、白波瀬達也、山北輝裕 |
概要 | 労働者が野宿を余儀なくされるという困難は社会的に無視・放置されていると考察した。「派遣切り」の社会問題化の過程では野宿を余儀なくされた非正規労働者に関心が集まったが、このとき問題になったのは規制緩和政策や企業の経営体質の変容であった。寄せ場の日雇労働者は以前から就労の状況によって野宿を余儀なくされており、90年代には生産過程の合理化によってその一部は就労の機会を失いホームレス化したが、こうした困難は無視・放置されたままだった。 |