ハシモト ミツル
HASHIMOTO Mitsuru
橋本 満 所属 松山大学 薬学部 医療薬学科 職種 准教授 |
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発行・発表の年月 | 2002/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | Kinetic and Regulatory Properties of HK 1+, a Modified Form of the Type I Isozyme of Mammalian Hexokinase in Which Interactions between the N- and C-Terminal Halves Have Been Disrupteds |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Archives of Biochemistry and Biophysics |
巻・号・頁 | 399(1),109-115頁 |
著者・共著者 | John E Wilson |
概要 | ヘキソキナーゼは,グルコースのリン酸化を行う酵素であるが,その生成物グルコース6リン酸(G6P)により,product inhibitionを受ける.本酵素にはG6Pの結合部位が,活性中心に位置する部位と,これと遠く離れた位置に存在する部位の2ヵ所存在することが明らかになっている.本研究では,各結合部位を構成するアミノ酸残基の変異体両結合部位間に存在する比較的長いα-へリックスをさらに伸長させた変異体を作成し,その酵素活性及びG6P阻害効果の変化を検討した.その結果,どちらの部位でも活性阻害が起こるが,通常活性中心部位での直接的な阻害より,離れた結合部位からのアロステリックな構造変化を伴う阻害が起こりやすいことを示した. |