ヒラタ コウイチ   HIRATA Koichi
  平田 浩一
   所属   松山大学  経営学部 経営学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2016/02
形態種別 学術論文
査読 査読有り
標題 大西佐兵衛と小嶌又兵衛の算額
執筆形態 共著
掲載誌名 日本数学教育学会高専・大学部会論文誌
掲載区分国内
巻・号・頁 22(1),15-26頁
著者・共著者 平田浩一・河村泰之
概要 算額は数学の問いと答えを額にして神社仏閣に奉納したもので、江戸時代から明治にかけて算額の奉納がさかんに行われていて、現在もそのような算額が国内に約 900 面ほど残されている。和算を学んだ人々が「自分の学力の向上」や「一門の繁栄を祈願」して奉納したものである。愛媛県松山市道後の伊佐爾波神社には 22 面の算額が残されている。この小論では、伊佐爾波神社に 1803 年に奉納された大西佐兵衛の算額と1812 年に奉納された小嶌又兵衛の算額について、その数学的な内容を現代数学の観点から解析し、当時の解法と比較することを目的とする。