エレノア カーソン
Eleanor CARSON 所属 松山大学 人文学部 英語英米文学科 職種 講師 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2014/04 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | L1 in the EFL Class: Student Preferences and Teacher Beliefs |
執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | JALT |
巻・号・頁 | pp.203-213 |
概要 | 本論文は、英語授業で教師が学習者(大学生)の第一言語(日本語)を使用することへの学生の希望、および教師の信条について調査することを目的とする。学生と教師の態度が異なる場合、教育面への影響が考えられる本研究の研究課題は次の3つである。学習者が自分たちの第一言語を使った指導を教師に求める傾向は、第二言語(英語)の運用能力と共に変化するか。日本人英語教師と英語母語とする英語教師の日本語使用に関する教育信条は異なるか。学習者の要望と教師の信条とは合致するか。以上を明らかにするためアンケート調査を実施た。調査対象は、日本の大学の「コミュニケーション」関係の英語クラスの日本人受講者305名、この科目を担当する日本人教師(NT)と英語母語教師(NEST)計13名である。対象者は英語と日本語のに言語の表記による同一質問紙に回答した。回答を分析した結果、教師の授業での日本語の要望は、英語の熟達度により異なっていた。また日本人教師と英語母語教師による日本語使用に関する評価は、学習者と教師間で異なってた。本稿は以上の結果に基づき、研究面及び教育面の示唆を得ようとするものである。 |
ISBN | 978-4-901352-42-0 |