アキラ カズキ
AKIRA Kazuki
明樂 一己 所属 松山大学 薬学部 医療薬学科 職種 教授 |
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発行・発表の年月 | 2004/02 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | Determination of Urinary Glyoxal and Methylglyoxal by High-performance Liquid Chromatography |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Clinical Chemistry and Laboratory Medicine |
巻・号・頁 | 42,147-153頁 |
著者・共著者 | Kazuki Akira,Yui Matsumoto and Takao Hashimoto |
概要 | 慢性老年疾患への関与が指摘されているカルボニルストレス化合物 (glyoxal,methylglyoxal) の高速液体クロマトグラフィーによる同時定量法を開発した.本法では ,希釈尿 (100-120 mOsm/kg・H$_{2}$O) 中の両化合物と1,2-diamino-4,5-dimethoxybenzene の反応(60℃,15 時間)で生じる蛍光性誘導体を,逆相カラムを用いて 45 分で分離分析し,2,3-pentanedione を内部標準として定量する.本法の日内変動および日々間変動は変動係数にして 5\% 以内であり,検出特異性は高い.健常者の尿中レベルを測定したところ,creatinine 1 mg あたり,glyoxal 4.7 ± 1.35 μg,methyglyoxal 2.2 ± 0.65 μg であり,両成分レベルの間に高い正の相関がみられた. |